シュワシュワ~!発酵はちみつを入手。これぞ本物のローフード『生はちみつ』?

最近お気に入りのハチミツ。

それは、、、『発酵 生ハチミツ』

蓋を開けるとき、炭酸飲料のように気が抜けてシュワシュワ~!
そんな不思議なハチミツがあるって知ってました??


発酵でできた気泡でハチミツが白く見えてます。
蓋を開けると溢れ出します(苦笑)

私が知ったきっかけは、スンバワ産の本物ハチミツをもらった時でした。

バリ島の隣の隣にある島、【スンバワ島】は、飛行機で1時間ほどの距離にある島。
海が最高に綺麗でサーフスポットで有名な場所なんですよー。

わ~素敵♪♪♪

スンバワはハチミツの産地で有名で、スンバワ産ハチミツはとっても高い。。。
だけど、混ぜ物がしたあるものも存在するようで、どれが本物なのか?謎が多いはちみつでもあります。

今回、お土産で本物の!?ハチミツをもらったのですが、発酵しまくって大変なことになってました(苦笑)


中身が爆発して半分以上が流れ出る。。。モッタイナイ(T_T)
ハチミツって発酵するんですね。初めて知りました。

調べたところによると、糖分は発酵してアルコールになる性質があるので、糖分が多いハチミツも発酵してしまうのだとか。生きた酵母がたくさんある証拠!

でも、スーパーとかで売られているハチミツって発酵してませんよね?

それは、加熱処理がされている可能性があるかも。

ハチの巣から採ったハチミツは時間がたつと結晶化してしまうので、それを溶かすためだったり不純物を取り除くために加熱するといわれています。

日本で流通しているハチミツの99%は加熱処理しているんだって!

ビックリオドロキ事実発覚!

加熱温度にもよるのでしょうか、栄養素が減ってしまう可能性がありますよね。

でもね、加熱したくなる気持ちはわかる。
だって、こんなにキタナいんだもの~~(ToT)

スンバワ産のハチミツがあまりに汚いので、濾してみたらこの通り。
わざとゴミ入れてませんか?と聞きたくなるほどの汚さ∑( ̄ロ ̄|||)

ハチさんは絶対追加してるよね(笑)
ハチミツ売りのおっさんのセールストークで、『このハチの巣から採ってきた』と自慢していたので、、、(^^;

本物ハチミツといえど、こんなに汚いと食べるのも躊躇しますが、勇気をもって一口パクリ。

なんだこのハチミツはっ (゚◇゚;)!!!

ほんのり酸味があって、とにかく美味しい!
一体今まで食べてはハチミツは何だったのか?
ただ甘いだけの水あめだったのか?(笑)

置いておくだけでどんどん発酵するので、酸味が強くなってきます。
冷蔵庫に入れると発酵が弱くなってくるとか。なので冷蔵庫保管必須です。

ちなみに、そのまま発酵を放置しておくとハチミツ酒ができるのだとか!
余談ですが、ヨーロッパではハニーワインと呼ばれていて、ある地方で子宝繁栄のために結婚してから1か月間はハニーワインを飲む習慣があって、そこから『ハネムーン(蜜月)』という言葉ができたとか。

へー!!まさかハネムーンという言葉が、ハニーワインを1ヵ月飲み続ける事だっとは。。。

かなり話は逸れましたが、ハチミツ酒は昔から親しまれているものだったんですねー。

そして、そのハチミツ酒をもっと発酵させると、最終的に酢になります。

よく見かけるハチミツ黒酢とは違いますよ!
あれはハチミツと酢を混ぜただけですから。

天然のハチミツ酢はハチミツだけが原料。

バリのスーパーではこんなのを見かけました。

チュカ マドゥ(Cuka Madu)

酢が持つ独特のツンっとした匂いもなく、ほんのりハチミツの甘い香りがあるような。
マイルドでそのままでも飲みやすい。

ダイエットにも効果的で、ムクミ、便秘、コレステロール低下、カロリー消費など。
さらに、骨の強化や血液循環を良くしたりと、カラダが健康になりそうな効能がたくさんあるようです。

ハチミツってすごいんですね。見直しちゃいまいた!

これは番外編ですが、ハチの巣も売られていました。

なんかカラっと乾いた感じで、ハチミツがギュッと詰まっているような気配はありませんが。。。(笑)

インドネシアでは、なんとトウガラシやニンニク、小玉ねぎ、トマトのペースト(サンバル)と混ぜて、バナナの葉っぱに包んで蒸すそうです。
興味がある方はこちらでご覧ください。

こちらはまだ試したことがありませんが、機会があれば試したい!
ハチの巣はプロポリスが豊富なんですって。

そのほかにもハチの巣からは蜜ろうが採れたり。
キャンドルにしたり、お肌の保湿材料にもなります。

ハチの巣ひとつから、ハニー、お酒、お酢、キャンドル、コスメ、そしてお料理にまで!
ただただ、すごいなぁ~と感心です。

話が脱線しすぎですが、まだハチミツに戻って(笑)

スンバワ産の発酵ハチミツがなくなってしまったので、今はこちらを愛用中。

カキアンベーカリーで購入。

こちらもスンバワ産のはちみつです。
ほんのり酸味があって、発酵はしませんが、本物かな~?と思ってます。

白いハチミツもありますが、こちらはまだ試したことありません。
採れる量が少なく、希少価値が高い!という噂。
この白ハチミツを作るハチさんは土の中に巣を作るんですって。

まだまだ試してみたいものがいっぱい~!

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NANA

なにこれー!!激ウマ『ココナッツバター』 

最近見つけた美味しい食材
『ココナッツバター』

パンに塗ったら何個でも食べれちゃう!!
ほんのーりココナッツの味がして、優しい感じのピーナッツバターと言う感じ。
うっうまい。。。(*^o^*)

ココナッツオイルやココナッツミルクなどは有名ですが、バターなんて始めて聞いた!
一体何なの??と調べてみたら。。。

ココナッツの中にある白い果肉(胚乳)をすりつぶしてペースト状にしたものだそう。

普通バターと言ったらミルクから作られるので、ココナッツミルクから作るのかな?とも思いましたが、
果肉そのものを使っちゃうんですね。
なので、食物繊維もたっぷり!でも意外にもクリーミーでトロリとした感じ。

一般的に出回っているのは白いタイプですが、
これはローストしたココナッツを使っているので茶色いんですね。
なるほど!ローストした香ばしさがピーナッツのようにも感じるのかも。

ちなみにこの商品を見つけたのは、
ココナッツ専門店の『トゥキース(Tukies)』
ラヤウブド通りと、ゴータマ通りの2店舗あり。

お店前にはココナッツが山積みにされていて、いかにもココナッツのお店と言う感じ!笑
夜でも観光客で賑わう人気スポットです。

ここの一番人気はココナッツアイスクリーム。

ココナッツ味のアイスクリームの上に、
フレッシュな果肉、ローストされたココナッツチップ、ココナッツシュガー。
ココナッツまみれです(笑)


そのほかにもフレッシュジュースやココナッツマンゴーフロートとか、美味しそうなドリンク類もあります。
棚にはココナッツオイルを始め、ココナッツフレーク、ココナッツバター、パームシュガー、パームハニーなどなど。
お土産にも使えそうなアイテムも揃ってます。

ちなみにアンドンのデルタデワタにもドライ系の商品を置いてあるコーナーがあります。
いつものお買い物ついでに買えるのもうれしい!!

あまりにもココナッツバターが気に入ってしまったので、自作しようかと試み中。

だって、ココナッツフレークをロースト(フライパンで煎るのもOK??)して、
フードプロセッサーで混ぜるだけで出来ちゃうんですって。
このぐらいだったら私でもできそうな気配。。。

そして、その他にも色々ココナッツ製品を調べてみたら、
『ココナッツヨーグルト』なるものも発見!!
動物性乳酸菌を使わない、植物だけで作れるヨーグルト♪♪♪
これも気になるーーー!

今度作ってみようかなー?
いつの日か、ブログで紹介できるようにかんばるっ!!

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NANA

自家製ヴァージンココナッツオイル製作!

今回はココナッツオイル製作編!

採れたココナッツの実からどうやって作るんでしょう~??
今回は一番古典的な方法で作ってみました。

前回のおさらいになりますが、
ココナッツオイルに使われるのは、年のとった茶色いココナッツ。
中にある胚乳と呼ばれる白い部分がオイルの原料になります。

コレをフレーク状にしたものがこちら。
ココナッツ6個でタライ一杯!

おろしがねのような物で、ゴリゴリと下ろすと、
細かいフレーク状になります。
実はこの作業が一番大変!
今は機械でササーッとおろすのが主流のようですね。


そして、ココナッツフレークを水に浸し、
これをひたすら、コネコネ、ギューっと絞り、
ココナッツミルクを絞り出します。
この作業を30分ぐらいかな?
かなり地道な作業ですよねー。

ここで出てきた白い液体がフレッシュココナッツミルク!
お料理やお菓子作りに使われ、あのココナッツ風味になるんですね。
作ってから半日程度しか持たないので、フレッシュなものはとっても貴重ですよー。

ちなみに、
しっかりココナッツミルクを絞り取った後のココナッツフレークは、
豚さんのご飯となるんですって。
ちなみにちょっと食べてみたら、味もなくパサパサしてて美味しくなかった(苦笑)

さてさて、話は戻りまして、、、
次の工程はじっくり、じっくりオイルを出てくるのを待ちます。
色々方法があるようですが、
今回は太陽熱を使った、「発酵分離法」を採用~!

タライに入れたココナッツミルクを太陽光が朝から夕方まで当たる場所に置き、
オイルが出てくるまでじっと待ちます。

コンディションが良い場合は1日で完成。
少しでも太陽が隠れてしまうと、2日~3日程度掛かってしまいます。
でも、3日が限界!それ以上置いてしまうと発酵が進み過ぎて腐ってしまうんだって。

製作した日はあいにく曇り空になってしまったので、1日で完了せず。
コレが1日目終了後の状態。
プクプクと泡のようなものが出てきて、発酵が進んでいるのが分かりますねー。

2日目が終了するとっ!

かなーり分離し、オイルが見えてきました。

ココナッツミルクを置いておくと、ミルク、オイル、沈殿物の3層に分かれます。
このオイル層がココナッツオイルとなるんですねー。
なるほどっ!

これをスプーンでそーっとすくいます。

それにしても、、、効率悪っ!
この方法あってるのー?(笑)

少しでも油断すると、水分が入ってしまうので、
かなり神経のいる作業。

遂に完成~♪

ココナッツの実を6個使って取れたオイル。
約200ml!!
たったこれだけ!

これぞ自家製ヴァージンココナッツオイル!!
太陽熱だけで作ったコールドプレス製法~♪

これだけ手間暇かけて作って、たったの200ml。
とっても貴重ですね。

まったく機械を使わず手作業でやったので、かなり効率は悪いかもしれません。
多分圧搾機とか遠心分離機とか使ったら、もっと簡単に取れるんだろうなー。
でも、手間暇かかっただけ、大切に使おう!という愛着が湧きますね♪

ちなみに、スプーンで効率悪くすくっただけではもったいないので、
分離したミルク層も活用しちゃいます。
ここからは火を通します。

まだまだオイルが取れそうな気配!
15分位火にかけて、残りのオイルも搾り出せ~っ!!


火にかけると、ミルク成分が固まり下にたまるので、
不純物の少ないオイルが取れます。
一般的に出回っているオイルに加熱が多いのは、不純物を取り除くという理由もあるようです。
このミルク層を加熱しただけで、また200ml程度のオイルが取れました。
これはコールドプレスではないですが、かなり質のいいマッサージオイルとして使えます。
肌の浸透性も最高です!

そして沈殿したこのカスも捨ててはいけません!

これはバナナの葉に包んで蒸せば、
とってもおいしいおかずになります。
本当に捨てるところナシなエコ植物。

ココナッツ、
素晴らしすぎます~!!

予想以上に面白過ぎなココナッツオイル作りでした♪

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NANA

自家製ヴァージンココナッツオイル製作♪ココナッツは超優秀植物だっ!

日本ではココナッツオイルが流行っているというウワサ。
かなり流行に乗り遅れた感はありますが(笑)
ココナッツの産地、バリ島!
材料はたっぷり手に入るので、自分で作ってみました♪

バリ人に聞くと、昔は各家庭で作っていたらしく、けっこうオイル作りの経験がある人も。
今は色々な製法がありますが、昔ながらの一番素朴で伝統的なやり方で試してみましたよ~。

まずは材料調達!

木に登っているのはお猿さんではありません(笑)
お尻にさしてる鎌がシッポみたい~⊂((^⊥^))⊃
とれたてココナッツを6個ゲット~。


オイルに使うココナッツは歳のとった、ちょっぴり茶色がかったもの。
若いココナッツではオイルが取れません。
この地面に刺さった鉄筋(笑)を使って、器用に皮を剥いていきます。


ちなみに、ココナッツ生産が盛んなバリ島東部(カランガッサムやクルンクン)では、
ココナッツの皮むき工場があって、見事な手さばきを見ることができます。
簡単そうに見えるけど、かなりテクニックが必要!
力任せにやったら手首傷めますよ(^^;
この剥かれた皮は、イカンバカール(焼き魚)の燃料として使用されます。


皮の剥かれたココナッツの中には種子があって、
その種子を割ると、ココナッツオイルの原料、胚乳が出てきます。

歳のとった古いココナッツを使うワケは、この胚乳がたくさんあるから。
若いと、この胚乳が柔らかくて水分がいっぱいなので、オイルには適していません。
通常はココナッツジュースとして飲まれてます。


若いときはココナッツジュースですが、古くなってくると、
そのジュース部分がクラゲみたいなスポンジ状に変身!
これも食べれるんですよ♪

早速食べてみると、、、
見た目を裏切らないスポンジの食感(笑)
ほんのり甘い、柔らかいスポンジ!!
うーん、、、という味だけど、食べてるうちに、なんだかハマるんですよねー。
でもオイル成分がたっぷり入っているので、
食べすぎちゃダメ!だそうです。

ちなみに、コレが若いココナッツの中身!

胚乳はスプーンで軽く取ることができて、コレはそのまま食べれます!
ココナッツジュースを飲み終わった後、このプルルンとした胚乳をスプーンですくって食べる♪
ちなみに、わさび醤油で食べると、イカの刺身に似ているとか、、、
かなりマニアな食べ方です(笑)

このプルプルとした部分が時間がたつと、厚く硬くなってくるんですね。
今回、生の胚乳を作ってオイル作りをしましたが、
この取れた胚乳を乾燥させるとコプラというものになり、
ココナッツフレークとして使われたり、乾燥したコプラからもオイル作りができるようです。

コレがコプラと呼ばれるココナッツを干して乾燥させているところ。
コプラからオイルを採るには専用の圧搾機が必要らしく、オイルはたくさん採れるけど、
個人で作るには難しいので断念。。。

それにしても、ココナッツって捨てる所ナシの超優秀な植物。
若い実はココナッツジュースとして水分補給!
古い実の外の皮は、焼き魚(イカンバカール)などの燃料として、
中の胚乳はココナッツオイル、ココナッツミルクになり、
乾燥させたらココナッツフレークにも。
スポンジ状の部分はオヤツとして食べることもできるし、
胚乳をとった殻部分は、焼き鳥(サテ)などの燃料として、
さらにインテリア材料として工芸品に生まれ変わります。

そして実だけではなく、ココナッツの木(椰子の木)自体は良質な建材として使われるし、
葉っぱはバリでは欠かせない、チャナンなどのお供え物の材料として。。。
無駄な部分は一切なしっ!

素晴らしい~!!

次回は必見!ココナッツオイルの作り方~♪

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NANA