天候不良や機材の関係で飛行機が遅れるって良くあることだと思うのですが、
天災で数日飛行機が飛ばない!そんな経験ってありますか?

私はバリ島に住んでいて、2~3年に一度しか飛行機に乗ってませんが、なぜか2度も経験してしまいました。
そんな経験はなかなかないと思われるので、ここで皆さんに私の経験した天災時の対処法をお知らせしたいと思います!

ちなみに私の例はすべて個人手配のチケットの場合です。

今後の参考になれば嬉しいです。

事例1 出発地でのトラブル

2015年、リンジャニ山(ロンボク島)噴火により約2日間デンパサール空港が閉鎖

この時はガルーダインドネシア航空の直行便で、バリ島から日本に向かう予定でした。

出発時数時間前に空港閉鎖らしいという情報をインターネットで知り、慌ててガルーダインドネシアのコールセンターに電話をかけるも、まったく繋がらず。

電話をスピーカーにしたまま1時間以上待っていた記憶があります。

やっとつながり、空港閉鎖で飛行機が飛ばないことが決定、いつ飛ぶかも全く分からないという状況という事がわかりましたが、私もノンキなので振替え便があるんじゃないかと思って、日付変更はしないままでそのまま保留にしておきました。

翌日、サヌールにあるガルーダの営業所に行き2時間以上かな?建物の外にまで溢れかえるほど人が待っていましたが、振替え便はありませんと言われてしまったので仕方なく日付変更(^^;

翌日便は満席で取れず、結局予定日より2日後のチケットに振替えし日本に行くことが出来ました。

チケットの変更手数料などは一切かかりませんでした。

今回は出発地でのトラブルだったので、ホテルを延泊しなきゃという問題はありませんでしたが、もし旅行先だった場合、天災の場合はホテルの延泊は航空会社の保証がないようです。
(※注!航空会社によって違う可能性があるので要確認!)

その場合は、海外旅行保険を使ってくださいね。

事例2 到着地でのトラブル

2019年、台風19号により約2日間成田国際空港が閉鎖

まだ記憶に新しい今年10月に襲った台風19号。

ちょうどこの時、今度はJALの直行便(ガルーダインドネシアのコードシェア便)で日本帰国予定でした。

台風が近づき、これはヤバいかもしれないと出発日前日にコールセンターに電話をかけるも全くつながらず。
(調べたところによると、JALのコールセンターは繋がりにくいと有名らしい。。。)

なので、ホームページに記載してあったインドネシアの営業所のインドネシア語対応の番号に掛けたらすんなりつながりました。
もし日本語対応の番号が通じない場合、英語窓口や現地語の窓口に電話してみるのもいいかも。

今回はJAL便だったので、営業所がバリ島にありません。
この場合、なにがなんでも電話を繋げなくてはならないので結構大変です。

国際線は基本的には電話での手続きが必要となるので(※現在はWEBでの手続きができるみたい?)電話がつながりにくいのはかなり致命的かも。

ネットニュースでは日本上陸でヤバい!公共機関はすべて運休するという事になっていたのにも関わらず、現時点ではオンタイムで飛ぶ予定とのご案内。

いやいや、でももし日本に着いたとしても空港から出られないかもしれないからキャンセルしたいと申し出たところ、すぐにキャンセルしてくれました。

欠航・遅延が決定する前でも、影響が見込まれる便は、変更・払い戻しが可能なんですって。
天災の場合は日付変更、キャンセルは一切手数料がかからないのがありがたいことです。

今回の旅行に関しては、日付変更ではなく計画練り直しになったのでキャンセルにしました。

まとめ

とにかく飛行機が飛ばないかもしれないという恐れがあったらすぐにコールセンターに電話!

近くに営業所があったら直接行く方がスムーズかもしれません。

天災の場合はけっこう優遇処置があるので、キャンセル料、振替手数料がかかる事はまずありません。

ただ、それに伴うホテル代、食費などは出ない可能性が高いので、海外旅行保険に入っておくのがベター。

とりあえず支払いは自分でしなくてはいけませんが、保険請求すれば戻ってくるはずです。
パスポート、航空券、その他もろもろの領収書はちゃんと取っておきましょう。

◆◆◆

で、ここからはちょっとした小話ですが、

こんな体験を何度もする人もいないので、『大変だったね』とか、『運が悪い』とか言われてますが、実は天災に救われていた、、、!

2015年の噴火で飛ばなくなった時。実は出発日を1日間違えて覚えていまして(大バカ者!)

『今日空港閉鎖してるけど、明日の出発だから大丈夫かなー?』なんてノンキに過ごしてたら、日本の家族から「今日の夜出発でしょ?どうなってるの?」と連絡があり発覚!

1日前だと思ってたら数時間後のフライトだったという大失態を犯していました。

結果的には飛行機が飛ばなかったので救われたというお話。

いやね、弁解しますと、、、デンパサール→成田のガルーダ便って深夜12:50分とかに出発なんですよね。
例えば10日0:50発だったら、9日の22時ぐらいには空港にいなくてはならないのですが、いつからか10日に空港に行けばいいという記憶になってしまい。。。

バカだなぁ~と思う方いっぱいいると思いますが、結構間違える人多いですよ!本当に注意してください。事実を知った瞬間、かなり青ざめることになりますので。

 

そして2度目の台風の時ですが、チケットは数か月前に買っていたのですが、出発の1週間ぐらい前にどうしてもキャンセルしなくてはならない事情があって、でも自己都合のキャンセル料が高いのですごく悩んでました。

私が購入したJALのチケットの場合、自己都合の日付変更で1,300,000Rp(約1万円)、キャンセルで2,600,000Rp(約2万円)。家族3人分なので、キャンセル料で6万円!青ざめますよね。
(※航空券の種類によっても違うのでよく確認してください)

前日まで同じキャンセル料なので、それならぎりぎりまで悩もう!と思ってキャンセル手続きを見送ってたら台風直撃!

キャンセル料がかからずキャンセルすることが出来ました。首の皮一枚つながった気分です。

 

よく晴れ女とか雨女とか言いますが、私の場合は雨女!そして、いつからか私が訪れると嵐が来るってことで嵐女と呼ばれるように。さらにここ数年の出来事により天災女に格上げされたわけですが(苦笑)

実はものすごく天災に救われているという、ある意味強運だなと思ってます(^^;

でもやっぱり、トラブルには巻き込まれない方がいい!と2度の経験から思います。
計画変更するの大変ですから。

天災は予想できないので気を付けてと言うのもなんですが、海外旅行保険は入っておいた方がいいと思います。

では、みなさまGOOD LUCK!!

 

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NANA