インドネシアで布と言えば、やっぱりバティック!ですが、
実はバリではかすり織も有名。
先日、かすり織の工場を見せてもらいました♪

かすりとは、あらかじめ染め上げられた糸をパタンパタンと織っていくもの。
インドネシアではイカットと呼ばれています。

個人的にバティック(ろうけつ染め)の勉強をしていたので、布モノには興味津々!
どんな風に布が出来上がっていくのか、工程を見るのが楽しいんですよね~♪

早速見に行ってみると、
お~!やってるやってる!
Ikat1
パッタン、パッタンと機織りの最中!
手作り感たっぷりの機織り機で織っていました。

かすりというのは、織る前に糸自体を柄に合わせて染めてから織るんだとか。
まだ機織り機にセットしていない糸も見る事が出来ました。
Ikat2

束になった糸を見ると、こんな柄になるのね!と、なんとなーく想像が付きますが、
これが1本1本になると、全く分かりません!

Ikat3
この糸を織っていくと、下の柄に出来上がりました。
 ↓
Ikat4
織る時に、色を合わせていくのがポイントだとか。
織る力の入れ具合を均等にしていかなくてはならないので、
織り始めたら他の人には触らせないそうですよ(笑)

結構地味で単調な作業に見えますが、結構気を使うようですね。

ついでにお店も見学!
Ikat5
今、クバヤに合わせる布は、バティックよりイカット。
ほとんどの人がイカットを捲いているんですよー。
なので、1枚は持っておきたい!

色や柄も豊富で、どぎつい感じではないので、クバヤにも合わせやすいですよねー。

kain nusa penida1kain nusa penida2
こちらはバリ島の近くにある小島、ペニダ島の伝統柄イカット。
ちょっと前から流行って?いますが、これは難易度高し(笑)

この布はおとなしめな色合いですが、たまに目がチカチカしそうなものもあったり。。。
モノトーンだったら、男性にも合うので良いかもしれないですね。

kain shibori1kain shibori2
そしてこれもちょっと前から出だした、絞りのデザイン。
これもまた派手な感じで。。。(笑)
淡い色合いのものはまだしも、原色はちょっと。。。
夏の花火みたいなイメージもしますね。

kain bima
これが最新の流行り??
ビマ織という、スンバワ島?の伝統的なモチーフ。
これはイカットではなく、ソンケット(浮き織)と呼ばれるもの。
同じ織物ですが、ソンケットは模様が浮き上がっているもの。
こちらの方が高価なんですよ。

それにしてもこれ、クバヤとどうやって合わせるんでしょうかね?
柄の印象が強すぎて、日本人のうす顔は負けてしまうでしょうねー(笑)
この調子でいくと、今後はいろんな島の伝統モチーフ柄が流行っていくのかな?

今回見学したお店はこちらっ!
toko kain
SRI WIDHI
Jl.Ki Hajar Dewantara 11X
Semarapura Tengah Klungkung
0366-24594

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NANA