2016年 オゴオゴコレクション!

2016年、今年はどんなオゴオゴが登場したのでしょう~

ってことで、オゴオゴコレクション!(笑)

ウブド、ギャニャールエリアを駆け巡ってみました!


まずはプリアタンからGO!!
プリアタン王宮の前の広場には続々とオゴオゴが集まってきています。


迫力満点!かなーり悪そうな人相です(笑)
オゴオゴは悪霊達の親分で、悪いものをすべて集めるためのもの。
なので、いかに恐ろしい人形にするのが勝負!

ここからはずら~っと紹介!


さすがプリアタン!観光地だけあってか、派手でサイズも大きく見ごたえがあります。

少しずつウブドエリアから離れて行くと、若干規模は小さくなりますが、
ユニークなデザインのものも見つけました。

オゴオゴも西洋化?
西洋風悪魔オゴオゴ!


JIBAKU!!
パンクオゴオゴ!
JIBAKUって自爆の事??(笑)


踊り子のオゴオゴ。
悪魔のオゴオゴだけでなく、
バリらしさをアピールしたものもあるんですね。

他にもいろいろ~♪


ちいさな子供たちだって、オゴオゴ担ぎに参加!
バリ人は大人も子供も、みーんな大好き!

ちなみに、私が一番気に入ったのはコレ(笑)

誰もいない場所に、
忘れられたかのようにポツンと置かれたオゴオゴ。。。

このなんとも言えぬ手作り感が愛おしい(笑)

きっと小学生低学年ぐらいの子が作ったのかな?
立派で迫力があるのもいいけど、
この頑張って作った感がにじみ出ていて、
とても味を感じます。

2016年、オゴオゴ賞はこちらに決まり!!

^(ノ゚ー゚)ノ☆パチパチ☆ヾ(゚ー゚ヾ)^

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NANA

ムラスティでのありえない儀式!!

明日はニュピ!
バリ島のお正月ですよ~♪

日本はお正月前に家を大掃除するのと同じように、
バリ島では家どころか、島の中をぜーんぶお掃除するんです!
お掃除と言っても、目に見えるものではなく、
目に見えない物の掃除。
悪霊退散!!ってやつですかね?(笑)

その一連の儀式が数日前から始まります。
ムラスティ(Melasti)とは、
ニュピの数日前に行われるお寺のご神体などを清める儀式。

各村人がご神体と共に海へ向かい、身を清めます。
ちょうど日曜日がムラスティだったので、一緒に行ってきました♪


お寺から出された神輿やご神体などは、
トラックに載せられ(笑)海へ向かいます。

昔は何時間もかけて徒歩で向かったそうですが、
今は神様も現代文明品をご愛用。
楽だからね(笑)

村人全員が向うので、移動も大騒ぎ!

車を持っている人は、ギュウギュウに人を詰め込み、
それでも足りない時はトラックの荷台へ!

どうもこの光景を見ると、
ドナドナド~~ナ~ド~ナ~~~♪
の音楽が頭の中に流れてしまうのは、私だけではないはず!(^^;


海に到着すると、ガムラン隊を率い、お寺へ向かって行列します。
この風景は圧巻ですよ~!!

各村々から集まってくるので、いつも静かなビーチも大混乱!
観光客で賑わうクタビーチやサヌールビーチだって、
この日に限ってはバリ人優先ですっ!!

ここまではどの村でも執り行われるのですが、
お次はちょっと変わった風習をご紹介。

クルンクンのプリサトリア(Puri satria) という地域。
ここは他の場所と違って、相当変わった儀式があるんです。

ムラスティが終わって村へもどると、
バロンやランダなどご神体が並び、村人がトランスに入ります。
観光でバロン&クリスの舞踊がみれますが、
それの本気バージョンと言いましょうか(笑)

この村では、お寺のオダランがある時と
ムラスティが終わった後の年2回、
摩訶不思議な風習を見ることができる、
バリ島でもとても特殊な場所。

あんまり知られていないらしく、他の村のバリ人でもビックリしてます。


クリスダンスって、
ウブドのモンキーフォレストのオダランでも見たことがあるのですが、

男性数人がランダを囲い威嚇し、
一斉にクリスを自分に突き刺すというのだったのですが、
(その時の記事はコチラ)

この地方は、一斉にではなく、一人一人が自分にクリスを突き刺し、
また突き刺し、、、と気を失うまで続くのです。
こわ~~~っ。

最後には火を使って、
それに飛び込むっっ!!!

この儀式には誰でも参加できるものではなく、
身も心もすべて清くならないといけなくて、
2週間前から色々と禁止事項があるんだそうです。

不純な動機だったり、
何か間違いがあった場合、
本気でクリスが刺さるそうです(怖)
ちなみに血だらけになってる人を見た事があります。
ヒィィィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ

まさしく、演出なしの本気の儀式です。

ちなみに、以前バリ島2回目という、
観光客の方をご案内したことがあるのですが、
お口アングリ、
かなーり引いておられました。
( ̄ロ ̄;)

今日の夜も炎の戦いがあるそうです。
このエリア、大注目なんですよ!!

かなりディープ、
見てはいけないバリ島を
ご覧になられます???

私がご案内します(笑)

★☆★☆

さて、最後になりましたが、
明日ニュピはピュア☆ラ☆バリもお休みとなります。
ご注文は通常通りお受けしておりますが、
ご注文の確認、お問い合わせなどは明後日のご連絡となりますので、
ご理解のほどよろしくお願いいたします。

それでは、引き続きディープバリにどっぷり浸ってきま~す♪

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NANA

バニュピナルの、ちょっと違った楽しみ方

先週の日曜日は、バニュピナル(Banyu Pinaruh)という
心身ともにお清めをする日でした。

早朝から海へ行って、体をお清め。
といっても、海遊びしてきただけなのですが(笑)

クサンバビーチ♪

早朝の海は寒くなく、適温で気持ちいい!
水も綺麗だしね♪

この日は曇り空で、朝日を浴びることができませんでしたが、
朝早だというのに、沢山の人で溢れてる!

バニュピナルの楽しみのひとつ、
漁を終えた漁師さんを待つこと(笑)

来ました、来ました~♪

周りの人たちも同じ目的のようで(笑)
みんな群がって、お魚をチェック!
新鮮なイカン トンコール!

漁師のおっちゃん、人がいっぱいいる時は2万ルピアと言っていたのに、
人がいなくなっていくと、1万ルピアにまで下がった(笑)
おっちゃん、2万は高すぎですよ~~(^^;

早速買って、イカンバカールにしました。
わーい(*^^*)

作り方はいたってシンプル。

タライに裂いたココナッツの殻を入れて火をつけ、
その上に網を乗せて魚を焼くだけ。

そしてそして、

肝心なサンバルを作らなくては!

日本にいる時は、焼き魚には大根おろしが最高!と思ってましたが、
今は、焼き魚にはサンバルマタ!
現在のところ、サンバルマタを超える物には出会っていません(笑)

家によって色々レシピが違うようですが、
我が家はとってもシンプルなサンバルマタ。

バワンメラー(小さい赤玉ねぎ)を大量にスライスし、
お湯にしばらく浸けて臭み消し。
ギュッと絞って水気を取ったら、
ココナッツオイル、塩、唐辛子を入れて
モミモミするだけ。
最後にジュルニピス(ライム)を絞っても美味しい。

これだけでご飯が山盛りで食べれる~♪

あー、とっても新鮮で、
美味しいものが食べれるって
本当に幸せ!

ごちそうさまでした~♪

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NANA

キス祭り!?こんなお祭りってアリなの~!?

静寂の日、ニュピ。
その前日に行われるオゴオゴや、火打ちの戦いを紹介しましたが、
今度は、ニュピ明けに行われる、
一風変わったお祭りをご紹介!

※若干ネタが古くなってますが、ご勘弁を(笑)

それはなんと、

キスのお祭り~!

オメッド オメダン(Omed-Omedan)と呼ばれるこのお祭りは、
デンパサールのセセタン村で行われています。

かなり有名になったこのお祭りは、

キス祭り(Kissing Festival)
聖なるキス(Holy Kissing)
集団キス(Mass Kissing)

なーんて呼ばれちゃってるようですが、
れっきとした伝統のある儀式で、17世紀から行われているそうな。

参加するのはこの村出身の17歳~30歳までの未婚の男女。
この条件の人たちはみんな参加しなくちゃいけません。

バリ人が人前でキスなんてありえない事ですが、
このお祭りでは大観衆の前でブチューっと。。。
でもこれは神聖なものですから、下心はないんでしょう。(たぶんね…)

ちゃんとお祈りをした後、男女に分かれて、順番を待ちます。
お相手はその時に決まるのかな?
ドキドキするんだろうなー(笑)

キャー!
お相手はイケメン!?(笑)

騎馬戦状態で男女が近づいて行って、、、

ハグしてぶちゅーーー

その時大量の水をぶっ掛ける~!!

大盛り上がりな瞬間!

あまりにも有名になったこのお祭り。
すんごい数の見物客でごった返してるので、ベストショットを撮るには一苦労!

ちなみに、、、
このお祭り終了後はカップル成立って事もあるんだとか。

ん?
公開合コンか??

まだまだ、不思議なお祭りがいっぱい!のバリ島ですよー♪

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NANA

ニュピ前日はオゴオゴだけじゃない~!オトコたちの炎の戦い!!

2015年のオゴオゴ情報~♪

今年は3月21日がニュピ(バリのお正月)、
前日の20日が、オゴオゴがありました。

オゴオゴとは、悪魔の親分みたいな大きな人形で、
悪さをする悪霊などをこの人形の中に集め、
人間に危害を加えないよう、バリから立ち去るように促すんだって。

今年はデンパサールで、全長12mという巨大オゴオゴが作られたらしく、
そんなドでかいものを作られちゃったら、
他のオゴオゴなんで可愛く感じでしまう~!

って事で、オゴオゴさんは他のブログにお任せして(笑)
今回はちょっと変わった風習を紹介です♪

バリ島の古都、クルンクンのプリサトリア(Puri Satria)と呼ばれる地域。
この場所は他の地域とはちょっと違う、
不思議な伝統が多くある場所。

オゴオゴのパレードが終わると、
ゲブ プラッパッ(Gebug Prakpak)と呼ばれる、
火打ちの戦いがあるんです!


乾燥したココナッツの葉を束にし、
それに火を付けて戦うというもの。


戦うといっても、相手の攻撃はしっかりと受けるというのが鉄則?
参加はこの村の出身者であれば誰でもOK。
中学生ぐらいの子供たちも参加してます。


最初はひと組ずつの対戦ですが、
そのうち興奮状態になり、
あっちでもこっちでも、
挙句の果てには観客に火の粉が飛んできて、
かなり危険!


うわーっ痛そう。。。
みんな背中が火傷だらけ(>_
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NANA

バリ人に大人気のお香ブランド「Kaori」

エキゾチックなガネーシャのパッケージが印象的なお香、
「ドゥーパ カオリ(Dupa Kaori)」

最近はこの「カオリ」シリーズのお香がズラーっと並んで
販売されているのを良く見かけますが、
バリ人の間では、このお香がちょっと話題に。
ファンも多いお香ブランドです♪

人気の秘密は。。。
なんとパスパティ(マントラ)入り!
悪いものを遠ざける事ができるらしい。
バリ人の好きそうな感じでしょ~(笑)

とっても香りも良くて、私もハマっております♪

色々な種類があるようですが、
我が家ではコレを愛用中。

Dupa Pasupati Aroma Therapy
赤、黒、白お香がセットになったお香。

この色の組み合わせと言えば、
バリ人がよく手首に巻いてるスリダトゥの組み合わせ!
この3色は神様を表しているそう。

この3色のお香を一度に焚きます。

目的は、
メディテーションや祈り
商売繁盛
子供の夜泣き
不眠症
などなど。

半径9メートル範囲の負のオーラを取り除いてくれるんだとか。
なぜ9メートルと微妙な数字なのかは不明ですが。。。

そして、こちらもお気に入り!

Dupa Harbal Pasupati

とても太いお香で、3時間用と5時間用があり。
香りは長い間楽しめるので、こっちの方が好き!

こちらはすべてナチュラル成分で出来ていて、
サンダルウッド(白檀)の粉に
はちみつ、ベンゾイン(安息香)、シナモン、ターメリック、
ハーブのエッセンシャルオイルなどを混ぜたもの。

スパイスなども練り込まれていて、
エキゾチックな香りがいい感じ!

リラクゼーションやストレス緩和にピッタリなんだとか。
ちょっとお値段が張るので、特別な時のみ使用(笑)

こちらはお祈り用と言うより、メディテーション向きなのかな。
スパとかでマッサージ中に焚くのにも向いているかも!

特に3色セットの「Dupa Pasupati Aroma Therapy」はバリ人にウケが良いので、
お寺に連れてってもらう時とか、何かのお祭りがあるときに、
お土産として持参するのもアリかも!

お香は毎日のお祈りの他、お寺の参拝などなど、
1日何十本も消費するので、ちょっとした手土産に良いですねー。

それと!
スーパーのミネラルウォーターの一角に
普通に置いてある「カオリ」ブランドのお水!

Air Pasupati Kaori
これは普通のミネラルウォーターではありません!
こちらもパスパティが入ったお水。
聖水ですね。

飲んでもヨシ、振りかけてもヨシ。
でも、ゴクゴクと飲むものでもないかなー(笑)

バリでは何か悪い事が起こったり、起こりそうな感じがある時は、
周りをすぐ清める(笑)
だからこういった商品が人気なんでしょうねー。

だまされたと思って、一度お試しあれ!
思いのほか、心がスッキリとしますよ♪

ちなみにこのお香メーカーの社長さん、
かなりのやり手女社長!
それもまだ若いらしい(20代とか!?)
出来てからまだ3~4年と、新しいメーカーですが、
これからどんなプロダクトが出てくるのか、楽しみです~♪

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バリニーズニューイヤー?心身共に清らかに♪

現在イベント続きのバリ島!

バリ歴のカレンダーは210日で、先週の土曜日が最終の210日目!
そして日曜日は1日目の始まり。
バリニーズニューイヤー?なのです。
とはいっても、新年っぽい雰囲気は全くないので、
ニューイヤーと言ったら語弊があるかな。。。?

バリ歴1日目はバニュピナル(Banyupinaruh)と呼ばれる心身を清める日。
そしてナシクニン(ターメリックライス)を食べる日!

地方によって方法は違うようですが、
心身を清める為に海や川、湖へ行き、
クンクマン(kumkuman)と呼ばれるすごーく良い香りのお花水を浴び、
ナシクニンをお供えし、食べる~♪
そんな1日です。

朝から海へ行ってきましたよ~♪

クサンバビーチ!

いつもは人もいなく静かなビーチですが、バニュピナルの日に限っては、
日本の海水浴場並の込み具合!
行ったのは7:30頃だったかな?
日の出を見たかったのに、太陽は随分高いところまで上がってきてしまいました。。。
朝の海は寒いかなぁと思っていましたが、風もなくとても気持ちが良い♪
海に入っても寒くない!水温もちょうど良い感じ(*^^*)

そして朝のビーチの楽しみは。。。
漁師さんの帰りを待つこと(笑)

ジュクンと呼ばれるアメンボみたいな船が到着すると、
みんなわ~っと群がる群がる(笑)

新鮮な魚をゲットしたいなら、朝のビーチで待ちましょう♪

こちら、トンコールというカツオの一種の魚。

しばらく、デルタデワタの魚売り場の時間が経ち過ぎてるお魚クンしか見ていなかったので(苦笑)
目が透き通っていて、鱗がキラキラとしている新鮮な魚をみて感動!(笑)
1匹25,000Rpって言ってたかな?

他の船を覗いてみたら、なんか大きな物体が転がってる。。。

なんと!マグロ~♪インド洋のマグロだよっ♪♪
1mはあるかな?
大物ゲットに漁師さんもなんだか誇らしげ。

ちなみに1匹500,000Rpだって!
やっ安い!
思わず買ってしまうところでしたー。
買ったところでこんな大きな魚、さばけませーん(ToT)
でも買いたかったな。。。
マグロの刺身、食べたかったな。。。


おばあちゃんは慣れた様子で、ヒョイッと頭に載せて運んで行きました。
これ、何キロぐらいあるんだろう?
軽々と頭に載せているように見えるけど、結構重いんじゃない?
バリ人女性はたくましい!

しばらく海で遊んだ、、、いや、沐浴した後は、
そのまま川へ~♪
ちなみに海や川に入る時は、基本洋服を着たままがローカル流。
ローカルビーチで水着なんて着て海水浴でもしたら、
格好のエジキですよー(笑)

川にドボーンと入って体を洗った後は、
クムクマン(Kumkuman)と呼ばれる、お花の水を浴びます。

このお水は、バラ、ジャスミン、イランイラン、チュンパカなどの香りの良いお花の他に、
スライスしたパンダンワンギ(香りの良い葉っぱ)などを浸して作った聖水。
自分で作っている家庭もあるようですが、バニュピナル当日にパサールで売られているようです。
この香りのフラワーバスに入りた~い!!
この日のバリ人はみんないい香りです(笑)

ちなみ川や海から遠い場合は、プタンダ(祭司)の家に行って、
聖水をかけてもらうんだとか。
地域によっても若干違いがあるようですね。

そしてお昼ご飯はナシクニンですよ~♪

この日のお供え物はナシクニン。
なので、お昼ご飯はお供え物のお下がり~(笑)

バニュピナルの1日はこんな感じ!
充実した新年を迎える事ができましたっ♪   

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NANA

王族の華やかなお葬式

バリ人にとってお葬式は人生最大のイベント!

日本のように悲しみに満ちたものではなく、
観光客もカモ~~ン!!な公開火葬なんです。

6月30日、バリ島東部にあるクルンクンという場所で、
王族のお葬式がありました。

ウブドの王族は1~2年に1回ぐらいのペースでお葬式がありますが、
ここクルンクンではなんと10年ぶりなんだとか。
という事で、地元の人たちも張り切って正装で見学♪


これが棺を火葬場まで運ぶ塔。
高さは10m以上でしょうか。
装飾が美しい!

以前にもお葬式の準備を見学した事があるのですが、
庶民レベルとは全く規模が違います!
その時の記事はこちら→バリ島のお葬式、ガベンは賑やかなお祭り!

良く見てみると。。。

土台はなんと、亀さん!
それもこの亀さん、冠をかぶっています。
さすが王族!


そしてこれが遺体を納めて焼く棺。
王族は黒い牛というのが決まっているようです。
なんだか日本風にも見えるのは傘のせいかしら??


見渡す限り人だらけ!
人の波に乗って龍も現れました。
これも尻尾の先に冠かぶってる!


棺も担がれてやって来ました。
これが先ほどの塔に収められて運ばれるんですね。


この写真を撮るために塀によじ登ってまで頑張って来ました(笑)
でもこの時点でギブアーップ!
もう暑くて暑くて、、、(^^;

このお葬式のために3か月以上前から準備していたようですが、
美しい装飾が施された塔や棺はすべて燃やしてしまうのです。
なんだかもったいない気もしてしまいますが、
人生のフィナーレに相応しい、素晴らしい式を見学出来ました♪

そうそう、見学しているとき、1台のラジコンヘリが飛んでいたのですが、
どうやら空撮していたようです。

ウブドの王族のお葬式の時も飛んでいて、
その時の動画がYOUTUBEにアップされてました!
http://www.youtube.com/watch?v=N_IUGALsyVc

きっと今回もこんな感じに撮影されているんだろうなー。
少しでもバリのお葬式の盛大さが伝わるかな??

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バリ島のお葬式、ガベンは賑やかなお祭り!

お葬式と言ったら、日本ではしんみりと悲しい行事と言った感じですが、
バリ島のお葬式(ガベン)はとっても賑やか!
輪廻転生を信じるバリ人にとっては、人生最大のイベントとなるのです。

今回はガベンの準備を見学してきました♪
ガベンには塔のバデ(Bade)と、動物の形をしたルンブー(lembu)というものを作ります。
バデに遺体を乗せて火葬場まで運び、ルンブーに移して遺体と一緒に焼きます。

お葬式には膨大な労力とお金がかかるので、地位の高い人やお金がある人以外は
基本的には合同葬儀となるようです。

村人たちが集まり、数日前からせっせと準備を始めるのですが、
男性の仕事、女性の仕事はきっぱりと別れています。

女性はお供え物のチャナン作り!
男性は竹を削ってルンブーやバレ作り!
ちなみに村で誰かが亡くなったら、必ずお手伝いに行きます。
よほどの事情がない限り、この義務を放棄する事はできません!
もしこういったお手伝いをしなかった場合は、自分が死んだ時に誰も来てくれないんだとか。
バリ人、結構怖いですよー(苦笑)


ルンブーの骨組みは竹と木材。
ちょうど胴体の部分を作っています。
ここに遺体を納めるスペースを作るんですね。
頭を付けたら、ちょっと動物らしくなってきたかな?
出来上がりは黒い牛になるそうです。


細かな装飾を作るのも男性の仕事。
金色に塗った装飾を塔に貼っていきます。

この日はこれでお仕事は終わり!
当日は見ることが出来なかったのですが、以前見学した様子をご紹介します。


出来上がりはこーんな感じ!
当日はパレードをしながら火葬場に向かいます。
お神輿のように担いでいくんですよ!


バデには棺が納められ、こちらも神輿のように担がれて運びます。
上に立っている人が持っているのは不死鳥。
ガムラン奏者も上に載っているので、結構な重量ですよねー。
担ぐ人は大変そう。。。休み休み進んで行きます。
交差点ではバレをグルグルと回し、死者が間違えて家に戻ってこないようにするんだそうです。
ガムラン隊も出動し、とっても賑やかに練り歩きます。


その後はルンブーに遺体を移し替えて、ガスバーナーでガンガン焼いていきます。
初めて見た時は正直、ギョッとしてしまいました(苦笑)


観光客も集まり、相当賑やかな火葬式。
日本人の感覚だと、写真を撮ったりするのは不謹慎のように感じますが、
旅立ちの門出を祝う感じなのかな。

私もバリ式のお葬式がいいかな?なーんて思っちゃいました(笑)

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ムラスティ、オゴオゴ、そしてニュピへ

3月12日、1年に1度訪れるニュピ(Nyepi)がありました。
ニュピは静寂の日とも呼ばれ、外出や火の使用、電気をつけることや飛行機の離発着なども禁止されています。
みんな家で騒ぐこともなく、のんびりと1日を過ごします。

バリ島内を浄化し、バランスを取り戻す為の1日なんですって。

1日中静寂に包まれる不思議な日ですが、
その数日前から色々な儀式があります。

まずはムラスティ(Melasti)と呼ばれる、ご神体を清める儀式。
お寺に奉納されているご神体を海へ持っていき、お祈りをします。
村人みんなが集まって海へ行くんですよ。

今回、初めて体験してみました~♪


いつもはお寺でしか見ないバロンですが、海をバッグに歩く姿もかっこいいなぁ~。
先頭にはガムラン隊、お供え物を持つ人たち、ご神体と続きます。


海の近くにあるお寺には村の人たちでいっぱいに。
沢山のお供え物が並びます。


昔は村から数時間もかけて歩いて海まで行ったそうですが、
今ではトラック移動が主流(笑)
神様もトラックの荷台に乗って移動するんですよ~(^^;

ニュピの3~4日前に行われるムラスティ。
いつも観光客でにぎわうクタビーチやサヌールビーチもお祈りをする人たちで満杯になります。
いつもと違った、バリらしい風景を見ることができます。

そしてニュピ前日。
日本で言う、節分みたいな感じでしょうか?
悪霊をバリ島から追い出す儀式の始まり!


オゴオゴ(Ogoh ogoh)と呼ばれる悪魔のような、鬼のような、怖い顔をした人形を、
神輿のように担いで村を練り歩きます。
年々派手に、巨大化しているオゴオゴ。
踊りやパフフォーマンスを取り入れたりと、バリ人だけではなく、
観光客でも楽しめるイベントになっています。

今年のウブドのオゴオゴはこーんな感じ!

赤いサル、スグリワ!


超巨大なイノシシ!
口がパクパク動く仕掛けあり(笑)
スピーカらは鳴き声を流すという、かなり凝った演出もありました。
人の大きさと比べて、このイノシシがどんだけ大きいかが分かりますよね。。。


子供たちだってちゃんとオゴオゴを担ぎますよ!
みんな楽しそうだな~。


ガムラン隊だって気合い入ってますよ~!
ちっちゃな子供からおじいちゃんまで、みーんな大好きなオゴオゴ。

そして日が暮れた頃、ウブド王宮前の交差点では最高潮に盛り上がります。

とてもきれいな人だったので、思わず写真をパシャリ☆
バリ島美人~♪


そして、ナーガ(龍)をモチーフにしたオゴオゴの登場!
口から煙を吐き、かなーり気合入ってます。
ウブドカジャのこのオゴオゴが一番凄かった!


暗闇に浮かぶ顔が、怖さ倍増。。。
なんかディズニーのスティッチみたい。
そういえばスティッチはエイリアンだっけ?
オゴオゴキャラクターとしては向いているかな(笑)


ケンカ神輿的な??
ウブド王宮にある見物台には沢山の人!
会場は最高潮に盛り上がってますよ~。


最大級の大きさ!
ウブドクロッドのオゴオゴ。

夜10時過ぎ辺りから大雨になってなってしまったのが残念でした。
オゴオゴから花火が吹き出しているものもあったり。
担ぎ手に火の粉降ってきちゃってますけど、雨が降ってて良かったね(苦笑)

大賑わいのオゴオゴも終了!
そして次の日は静寂のニュピへ。

真っ暗闇の夜空には満点の星空。
ふわりふわりと飛ぶ蛍の光。
いつも吠える犬たちも、ニュピは静かに過ごします。

全ての活動が禁止されるなんて、日本では考えられませんが、
「何もしないことの楽しさ」というのを教えてもらった気がします。

バリ島が一番楽しめる日!
今回のニュピも最高だった~!

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NANA